こんにちは！ ラグジュアリーライフをお届けしております、
一級建築士の川崎龍也です。
朝晩が一気に冷え込んできましたね、
我が家はこたつを出しました。
息子がこたつに入って、
みかんを食べている姿をみてホッコリしてます。
さて手掛けている「LuxuryLife ラグジュアリーライフ」新築物件の最新情報です。
家を建てるときに一番大切なことって何だと思いますか？
間取りですか？おしゃれな外観ですか？便利な収納ですか？
私が思う正解は・・・・・・地盤です！
よく何事も基礎が大切って言いますよね。
仕事もスポーツも習い事も全て基礎があってのこと。
家を建てる時も文字通り「基礎」の上にどんどん建てていくのでガッチリとした基礎は本当に大切です。
その基礎を支えるものはと言いますと
地盤ですよね、地盤がしっかりとしていないと
大切な基礎を支えることができません。
だからまず、先に見る必要があるのが「地盤」なんです。
もし地盤が悪い状態のまま
家を建てちゃったらということを想像します。
例を挙げるなら
「豆腐の上に家を建てる」という状態です
地盤がゆるい、これを軟弱地盤と言います。
軟弱地盤は豆腐のような感じで
グッーーっと力をかけちゃうと沈んでしまうんです。
豆腐ってフワフワしていて力を入れると崩れちゃいますよね。
もし地盤調査をしていないまま家を建てるとなると
結果次第では「豆腐の上に家を建てる」ってことが起きます。
なんと、知らず知らずにお家が沈んでいく、傾いちゃう、
襖が閉まらなくなる、お部屋の中でボールがコロコロと移動する。家具を置くとどちらかに傾く、なんて現象が起こります。
この土地には９０年以上、家が建っていました。
しっかりとした安定した地盤なんだろうなって感覚的に思っていましたが、調査をしてみると表面が軟弱地盤で４m下からが安定地盤でした。
したがって、 『地盤補強工事』 をして強化することに致しました。
今回採用のは、【柱状改良】という方法で
地面の中にセメントで杭を作るという工法です。
地面の固いところまで直径５０ｃｍの杭を掘りながら作っていくのです。
これで安心して基礎工事に入れます。
物事は基礎が大事と云いますが、家づくりは地盤が大事。
このように調査を行い適切に地盤を補強することによって
お家が沈んだり、傾いていくことを未然に防ぐことができます！
この工事は家づくりの中で最も見えない部分になります。
でも見えない部分こそ最も大事、最も丁寧にする、
日本人ならではの良い部分が活きる工程でもあります。
また、お家の価値を長い間高く保つことが出来ます。
これから家を建てる、または建てたい、と思っていらっしゃる方、まずは地盤の調査をお願いしてみてくださいね！
さあ、次は基礎工事です。
次回もお楽しみに～♪
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